2016年6月26日
今日は、8時半から熟年野球の練習に参加してきました。
フリーバッティングの守備ではフライがなかなか捕れず醜態をさらしてきました(>_<)
でも、バッティングの方ではレフトオーバーの当たりも出たんですよ(^^)/
夕方からは、地元皆沢の区民会議役員会議に出席してきました。
役員構成の承認と昨年度に活動を開始した地域防災会の活動予定、その他の行事についてが主な議題でありました。
用意された議題は順調にはかどったのですが、「その他」の部分で提起された、ある役職の選任方法やゴミ出しのルール違反のことで活発な意見交換となり、思いの外時間が掛かりました。
それにしても、最近、とみにゴミ出しのルール違反が目立つようになってきました。 どうしてああいう出し方をするかなぁ...(-_-)
ルール違反のゴミを見ると腹が立ってきます。
腹が立つといえば、今日のNHK番組「日曜討論」で、共産党の藤野政策委員長から、防衛費のことを「人を殺すための予算」という発言が出て、各方面で波紋を呼んでいます。
日本国民を守るための防衛費について、そんな偏った恣意的な言葉を使う政党にはあきれ果ててしまいます。
このことについて、記事の引用をさせていただきますので皆さんも読んでみてください。
以下は産経新聞の引用です。
見出し:「防衛費は人を殺す予算」 共産・藤野政策委員長がNHKで 他党議員は発言取り消しを勧めたが…
本 文: 共産党の藤野保史政策委員長は26日出演したNHK番組で、防衛費が初めて5兆円を超えた平成28年度予算を念頭に「人を殺すための予算でなく、人を支えて育てる予算を優先させていくべきだ」と述べた。
これに対し、自民党の稲田朋美政調会長は「それは言い過ぎだ。(防衛費は)日本を守るためだ」と即座に反論。公明党の石田祝稔、おおさか維新の会の下地幹郎両政調会長は「人を殺すための予算」の取り消しや訂正を勧めた。
日本のこころを大切にする党の和田政宗政調会長も「政治家の発言としてまずい。国民の命を守るために国防がある」とたしなめたが、藤野氏が番組中に応じることはなかった。
次も産経新聞で前の記事の続報です
見出し:共産・藤野保史政策委員長「防衛費は人を殺す予算」取り消し NHKでの発言、番組後に「不適切」認める
本 文: 共産党の藤野保史政策委員長が26日に出演したNHK番組で、防衛費について「人を殺すための予算」と発言したことについて、藤野氏は番組終了後、発言を「不適切」として取り消すコメントを出した。
藤野氏は番組で、防衛費が初めて5兆円を超えた平成28年度予算を念頭に「人を殺すための予算でなく、人を支えて育てる予算を優先させていくべきだ」と述べた。
これに対し、自民党の稲田朋美政調会長は「言い過ぎだ。(防衛費は)日本を守るためだ」と反論し、公明党の石田祝稔政調会長らが発言を撤回するよう勧めたが、藤野氏が番組中に応じることはなかった。
藤野氏はコメントで、「発言は、安保法制=戦争法と一体に海外派兵用の武器・装備が拡大していることを念頭においたものでしたが、テレビでの発言そのものはそうした限定をつけずに述べており、不適切であり、取り消します」と釈明した。
この藤野政策委員長は別の番組で自衛隊違憲論の矛盾を認めたとあります。
見出し:共産・藤野保史政策委員長が「自衛隊は違憲」の矛盾認める 民進党の山尾志桜里政調会長は「恥じるところはない」と民共路線に自信
本 文: 共産党の藤野保史政策委員長が26日のフジテレビ系「新報道2001」で、「自衛隊は憲法違反の組織だがすぐにはなくさない」との同党の主張を「矛盾」と認める場面があった。
藤野氏は各党の政策責任者が出演した番組で自衛隊について「違憲だが、解消するのは将来の課題だ」と強調。出演者から「個別的自衛権を行使するときに命をかける自衛隊員がいる。その方々に対して『あなた方がやっていることは憲法違反だ』といえるのか」と追及されると、「だからこれは矛盾なんですよ」と発言した。
これを受けて、公明党の石田祝稔政調会長は自衛隊観が異なる民進党と共産党の共闘を疑問視。しかし、民進党の山尾志桜里政調会長は「憲法というルールを守る政治体制を作らなければいけない。共に戦えるところは戦っていこうということになんら恥じるところはない」と反論した。
共産党の藤野政策委員長の発言には安倍総理も激怒し、選挙応援の長野でこのように語ったそうです。
見出し:安倍首相「とんでもない侮辱だ」 共産の防衛費は「人殺しの予算」発言に
本 文: 安倍晋三首相は26日午後、長野県茅野市のJR茅野駅前で演説し、共産党の藤野保史政策委員長が同日のNHK番組で防衛費に関して「人を殺すための予算」と発言したことについて、「とんでもない侮辱ではないか」と強く非難した。
また、志位和夫委員長らが、自衛隊を憲法違反とし、将来的な解消を主張していることについて「こんなことが通るわけはない。あまりにも無責任、失礼な発言だ。この共産党と民進党は、まさに一体となってこの選挙区でも戦いを進めている」と批判した。
安倍首相の怒りはいまだ冷めやらずということで、自身のフェイスブックにもこのことを綴ったそうです。
見出し:安倍首相、共産の「人殺す予算」発言で民進を挑発 「反応なしですか?」「どこまでもついて行くのですね」
本 文: 安倍晋三首相は26日夜、共産党の藤野保史政策委員長が同日のNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算」などと表現したことについて、自身のフェイスブックに「耳を疑いました。国民を守る為昼夜分かたず汗を流す自衛隊員やその家族に対する侮辱であり、憤りを感じます」と書き込んだ。
安倍首相はさらに、「共産党はやっと(発言を)取り消したようですが、民進党反応無しですか? どこまでもついて行くのですね」とも書き込み、参院選で共産党と連携する民進党を挑発した。
共産党の政策委員長の自衛隊観がこういったものであることがはっきりした今、民進党は政策合意なしで連携を進めていくのでしょうか?このことについて、鋭く論説した記事がありますのでこちらもご覧ください。
見出し:問われる民共合作の憲法観 共産「自衛隊は憲法違反だが、必要な時は活用する」 民進はこれを無視できるか?
本 文: 21日の日本記者クラブ主催の党首討論会では、自衛隊を合憲とみなす民進党と憲法違反の存在と断言する共産党が、参院選に向けて共闘している現状のグロテスクさが改めて浮き上がった。安倍晋三首相を「立憲主義に対する認識が全く間違っている」(民進党の岡田克也代表)と批判しながら、憲法観が全く異なる同士が手を結ぶ姿は、有権者の目にどう映るだろうか。
「自衛隊が憲法違反なのは明瞭だ。(中略)急迫不正の主権侵害、大規模災害など、必要に迫られた場合には、自衛隊を活用するということは当然だ」
「今問われているのは、自衛隊をなくすかどうかじゃない。自衛隊を海外の戦争に出していいかどうか」
共産党の志位和夫委員長は質疑でこう明言した。この見解は、自衛隊を憲法違反状態に放置したまま、必要時には利用するというご都合主義的な開き直りだ。憲法違反だと認識しつつ、今はそれは問われていないとの言い分も、立憲主義との矛盾はどうするのか。
ところが、この点について岡田氏は特段発言せず、一方で野党4党の共通政策の「第一」である安全保障関連法の廃止について、次のように主張した。
「別に日米安保条約を廃棄すると言っているわけではない。安保法ができる前に戻すということだから、それによって日米同盟が全くおかしくなるという話は成り立たない」
だが、安倍首相が「安保法によって互い協力でき、助け合うことのできる同盟はその絆を強くした」と指摘するように、日米同盟はすでに安保法を前提に次のステージに移っている。安保法を廃止すれば、関係は元に戻るだけでなくさらに後退するのは自明だろう。
共産党の憲法観をめぐっては、与野党9党首が出演した19日のインターネット中継動画サイト「ニコニコ動画」の討論会でも、次のようなやりとりがあった。
安倍首相「自衛隊は憲法違反といいながら、しばらくはいいのか。違反だったらすぐ廃止すべきだろう」
志位氏「私たちは、国民の合意を得て自衛隊を段階的に解消していく」
おおさか維新の会の松井一郎代表「志位さんの話は、憲法を改正すると言っているように聞こえる」
共産党は自衛隊の即時廃止か、自衛隊を憲法に明記する改正を主張しなければ筋が通らない。安保法よりよほど憲法との整合性が取れず、民進党が無視していい問題ではないはずだ。
また、岡田氏が21日の討論会で「メディアは相当自粛している」と決め付け、「参院選の最後の2週間、どうして(テレビで)党首討論をしないのか。本当に国民に伝わるのか」と声を荒らげたのには開いた口がふさがらなかった。
岡田氏が外相当時の平成22年7月、菅直人首相は参院選の街頭演説で、野党がテレビ番組などでの党首討論開催を求めていることについて、こう反論していたではないか。
「(与野党9党首による討論会の)1対8の議論は議論ではない。下手をすればつるしあげだ」
民進党のブーメラン投げのお家芸が一流なのは認めるが、少々、食傷気味になってきた。(論説委員兼政治部編集委員)
みなさんはどう思いますか?
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